糸状腐食|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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糸状腐食

糸状腐食とは塗膜下腐食として広く知れ渡っており、すきま腐食と呼ばれるものの一種です。

鉄やアルミニウム、マグネシウムなどに生じ、鉄の場合はブルーヘッドと呼ばれる第一鉄イオンの濃厚溶液の入った頭部と錆の入った尾部から形成され、頭部に向かって成長し虫がはった跡のような痕跡を残すことから糸状腐食と呼ばれています。

主に相対湿度が65%以上の高湿度の環境下で塗装やめっきに発生するものであり、糸状腐食の成長の原因は頭部における浸透圧による外部からの水分の侵入だと考えられています。しかし詳しいメカニズムについては未だ研究中であり、様々なモデルが提案されていますがハッキリと分かっていないのが現状です。それに加え相対湿度が100%に近い環境下では糸状にはならずブリスター(錆で塗装が押し上げられている状態)となります。