除錆剤|表面を科学する【株式会社ケミコート】

金属表面処理のことならおまかせください|表面を科学する【株式会社ケミコート】

除錆剤

除錆剤商品例

リン酸系 No.303, No.306, No.313等
塩酸系 エルダー系
混酸系 No.321等

除錆剤とは金属の腐食部を除去するための薬品

除錆剤とは、金属の腐食で生じる錆に対し、取り除く目的で用いる薬品のことです。自然の状態から精錬された金属の原子は不安定な状態にあり、酸素や水に触れることにより腐食を引き起こします。錆の形や色については、金属によって違いがあります。鉄の場合には黒や茶褐色、あるいは黄色といった違いがあります。またアルミニウムやステンレスの場合には、斑点状に浮かび上がる特徴があります。

除錆剤は、金属表面に生じた錆の部分を、化学反応などによって取り除く効果を持ちます。酸やアルカリ、あるいはシアン化合物を含む除錆剤が使われてきた一方で、安全性の高い中性の除錆剤の使用も増えつつあります。除錆の作業においては、その前に表面に付着した油脂を取り除く作業が必要です。腐食部に油脂が付着した状態では、除錆剤は油脂に弾かれて腐食部分に到達できないため、除錆の効果が十分に発揮されません。

また、除錆剤により錆を除去した後には、何らかの防錆処理を施すことが求められます。金属表面に生じた錆を取り除いたとしても、再び錆が生じやすい状態は継続します。このことから、除錆を行ったとしても、金属表面に錆が再び生成されると塗装が剥離する恐れがあります。除錆剤を用いた後には、できるだけ短時間での防錆処理を施すことが求められます。一方除錆剤には、除錆剤に対して防錆成分が添加されたものがあり、錆を取り除くと共に一時的な防錆処理についても同時に行う事ができる薬剤があります。