前処理|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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前処理

前処理という言葉は、様々な分野で使われている言葉です。共通しているのは、処理物を主となる工程に適した状態にするために行われる処理ということです。

脱脂処理やリン酸塩処理などの金属表面処理は、未塗装の金属製品に対して行われる処理です。そのため、塗装の前にする処理=前処理と呼ばれることが多くあります。塗装をする時に金属製品の表面に油脂、腐食生成物、ゴミ等が付着していると本来の塗膜性能が発揮できません。そのため、塗装をする前には金属製品を脱脂処理、又は必要に応じて酸洗処理をして表面を清浄な状態にする必要があります。また、塗膜性能を向上されるためにはリン酸塩処理等をします。

工場で塗装前処理をする場合、多くの場合専用塗装前処理ラインを使用します。塗装前処理ラインに合わせて使用する薬剤のタイプを選定します。薬剤の使用方法には、浸漬タイプやスプレータイプ、その他のタイプがあります。使用方法によって長所・短所があります。

浸漬タイプは様々なワーク形状に対応できますが、設備が大型になるため設置面積が大きく、エアーポケットが発生する形状のワークの場合は浸漬方法を工夫が注意な点は注意が必要です。スプレータイプの場合は通常コンベアでワークを搬送しながら処理をするためワークを量産する場合に適していますが、浸漬処理と比較して対応できるワークに限りがあったり、影になって薬液が当たらない部分が発生する場合があるなど注意が必要です。