水性塗料|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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水性塗料

 平成16年の大気汚染防止法の改正で平成18年からVOCの排出規制が始まりました.これを受けて、工業塗装ではVOC排出量の抑制のため従来の溶剤塗料から新たな塗料への切り替えの動きが始まりました。その新たな塗料の選択肢の一つが水性塗料です。溶剤塗料は、塗料の成分を有機溶剤に溶解・分散させているため、有機溶剤が揮発してVOCとして排出されます。水性塗料は、塗料成分を溶解・分散させるために使用していた有機溶剤の代わりに水を使用しているのが最大の特徴です。そのため、VOCの排出量を大幅に削減することが可能です。

 水性塗料を使用するメリットとして、水性塗料の多くは危険物の対象外であるため、溶剤塗料と比較して取り扱い上の安全性が高くて労働環境も改善されます。また、VOC削減手段として粉体塗料の使用も挙げられますが、塗料を変更した際の従来技術や設備からの転換が水性塗料の方が少なくてすみます。