水切り乾燥炉|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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水切り乾燥炉

水切り乾燥炉とは、表面処理工程で金属製品に付着した洗浄水などを乾燥させる際に使われる乾燥炉のことです。水切り乾燥炉と一口にいっても様々な種類や加熱方式があり、形状としては大きく分けてトンネル型と金庫型があります。

トンネル型にも2種類の形状があり、山形炉と平型炉が一般的です。山型炉は連続生産ラインなどでよく見かけられ、出入り口に山型の傾斜部を設けることで炉内の熱風が逃げるのを最小限に抑えることができます。平型炉は高低差のないトンネル状で、出入り口から熱風を逃がさないためにエアカーテンや自動扉などがあります。金庫型は、ワークを台車などに載せてそのまま搬入し乾燥後に取り出す方式の乾燥炉で、一般的に生産数の少ないラインなどで使用されています。

乾燥方式として一般的なものとして熱風形が挙げられます。乾燥炉内で熱風を循環させて、水分の付着したワーク表面を乾燥させます。熱源として燃料ガスの燃焼を利用し、燃焼ガスを直接循環させる直火方式と熱交換器で乾燥炉内の空気を加熱して循環させる間接方式があります。焼き付け炉の廃熱を利用することもできます。その他、圧縮エアを吹き付けてワークに付着した水分を吹き飛ばすエアブローや赤外線を輻射する輻射型といったものがあります。ワークの形状によって付着した水分が残りやすい場所ができるため、これを考慮した乾燥方式を選定する必要があります。