塗膜剥離剤


ケミコート№200シリーズ


塗膜剥離剤とは

品物(ワークや治具等)の表面に付着した塗膜や樹脂コーティングを除去する薬品です。

剥離のメカニズム

  • 浸潤効果
     -溶剤成分の作用で塗膜の表面に付着し、効率よく定着する。
  • 浸透効果
     -剥離剤は徐々に塗膜内部へ浸透する。
  • 剥離効果
     -塗膜を軟化し、素地との付着面を引き剥がす。
      付着力を無力化する。(膨潤)
     -塗膜の樹脂結合力を破壊し、液中に細かく分散させます。(溶解)

剥離のイメージ

塗膜剥離剤の種類

※使用方法による分類

使用方法 特徴
ハケ塗り
タイプ
大きいものや搬送できないものの剥離処理可能。処理設備不要。大型機器や建物に適合。
浸漬
タイプ
形状複雑のものや処理量の多い場合に適合。剥離槽の設置が必要、連続処理可能。塗装治具やワークの剥離に適合。

※成分による分類

主成分 特徴
メチクロ系 従来型塗膜剥離剤。短時間での剥離が可能。環境や人体に対する悪影響があるため、使用は制限される傾向です。

メチクロ系
環境配慮型塗膜剥離剤。加温使用等の手段で処理時間の短縮が可能。非毒劇、PRTR対応品のラインナップが多数ございます。

剥離処理例①

・A社 塗装治具の剥離
  - 平均塗膜厚:4mm
  - 処理温度:70℃
  - 処理時間:4.5時間


使用剥離剤:№277
非メチクロ中性タイプ

剥離処理例②

・H社 バンパー塗装治具の剥離
  - 平均塗膜厚:50μm
  - 処理温度:85℃
  - 処理時間:3分


使用剥離剤:№287
非メチクロ弱アルカリタイプ

ケミコート№200シリーズ

区分 液性 品番 備考
メチクロ系 酸性 №220A、№224ZM等 殆どの塗膜を剥離可能、ハケ塗り可
中性 №226等 溶剤塗料、フタル酸系、アクリル系、メラミン系等に適合、ハケ塗り可
アルカリ性 №223等 油性ペイント、ラッカー、アルキット樹脂、アニオン電着塗膜等に適合
非メチクロ系 酸性 №273N等 殆どの塗膜を剥離可能
中性 №277等 溶剤塗料、フタル酸系、アクリル系、メラミン系等に適合
アルカリ性 №221P、№295等 殆どの塗膜を剥離可能
PRTR非該当 中性 №277S等 溶剤塗料、フタル酸系、アクリル系、メラミン系等に適合
アルカリ性 №287、№288等 殆どの塗膜を剥離可能

使用上の注意

製品MSDSとラベルの注意書きをよくお読みになってからご使用ください。

  • 製品の種類や保管状態によっては、キャップを開ける時に内容物が噴き出し、顔や皮膚等にかかる恐れがあります。ウェス等で覆ってキャップを緩め、ガスを抜いてから開けてください。
  • 適切な保護具を着用し、換気などの作業環境に配慮した上でご使用ください。

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