環境対応型皮膜剤


№ZRシリーズ



ZRシリーズ 特徴

リン酸亜鉛皮膜剤と比較して

  1. リン(P)非含有
  2. 亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)等PRTR該当物質非含有
  3. スラッジの大幅減
  4. 薬品の消費減少(3~5割)
  5. 表面処理工程が不要

排水処理が容易

産廃コスト減

工程短縮が可能

リン酸亜鉛皮膜と同等の耐食性

ZRシリーズ 処理工程

リン酸亜鉛皮膜処理工程

脱脂
水洗(1~2段)
表面調整
皮膜化成
水洗(1~2段)
乾燥(120℃×10分)

ZRシリーズの処理工程

脱脂
水洗(1~2段)
表面調整 → 不要!
皮膜化成
水洗(1~2段)
乾燥(120℃×10分)

表面調整が不要であり、工程短縮が可能!

ZRシリーズ 化成状態

ZRシリーズ 耐食性比較Ⅰ

塗装:メラミン塗装(膜厚20~30μm)
焼付条件:120℃×30分
耐食性試験方法:温塩水浸漬試験72時間

ZRシリーズ 耐食性比較Ⅱ

塗装:メラミン塗装(膜厚20~30μm)
焼付条件:120℃×30分
耐食性試験方法:塩水噴霧試験240時間
(JIS Z 2371)

ZRシリーズ 耐食性比較Ⅲ

塗装:カチオン電着塗装(膜厚20~30μm)
焼付条件:200℃×30分
耐食性試験方法:温塩水浸漬試験480時間

ZRシリーズ 耐食性比較Ⅳ

塗装:カチオン電着塗装(膜厚13~17μm)
焼付条件:220℃×30分
耐食性試験方法:塩水噴霧試験672時間
(JIS Z 2371)

ZRシリーズ 耐食性比較Ⅴ

塗装:ポリエステル粉体塗装(膜厚60~70μm)
焼付条件:220℃×20分
耐食性試験方法:塩水噴霧試験480時間
(JIS Z 2371)

ZRシリーズ ランニングテスト

薬剤消費量:12~16 g/㎡

ランニング安定性も良好です。

ランニング方法
○管理方法通りに使用
○ポイント減少分は補給剤で補給

塗装:メラミン塗装(膜厚20~30μm)
焼付け条件:120℃×30分
耐食性試験方法:温塩水試験72時間 (JIS Z 2371)

ZRシリーズ ランニングテスト

・ランニング液スラッジ量比較

ケミコート№ ZRシリーズ 比較データ
5700M(リン酸亜鉛皮膜剤)
含水スラッジ量
(処理18㎡当たり)
93mL 369mL
※5700M技術資料より
乾燥重量
(処理18㎡当たり)
3.2g

処理槽内のスラッジ固着がなくなりメンテナンスが容易。
さらに、作業時間短縮、全更新の頻度低減。

ZRシリーズ 使用方法

【建浴方法】

ケミコート№ 建浴量(1000Lにつき) 建浴順
ZRシリーズ(建浴剤) 20~50kg 1
31(中和剤) 4~11kg 2

【管理方法】

液濃度管理

基準ポイント:6~16pt
測定方法:加工液50ccをコニカルビーカーにサンプリングし、
指示薬にPPを用い、0.1N-苛性ソーダで滴定

pH管理

基準pH:4.0~5.5
測定方法:pHメーター(フッ素対応)を使用し測定

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