水系塗装|表面を科学する【株式会社ケミコート】

水系塗装

近年大気汚染を減少させる為に溶剤塗料に代わって使用されているのが水系塗料であり、成分の60~70%が水で出来ています。

水系塗料を使用するメリットとしては有機溶剤をほとんど使用しないのでシックハウス症候群の原因の1つと考えられているVOCが少ない、火災の危険性が低い、従来の塗料と比べ臭いがきつくない、水で塗料を薄めることができる、塗装に使用した道具を洗浄する際に水が使えることなどが挙げられ、大変使用しやすいものとなっています。このような理由から水系塗装は特に屋内塗装に好まれて使用されます。

勿論その反面デメリットもあり、温度、湿度管理が難しいので、梅雨、乾燥の時期にはそれに十分気をつけないときれいな仕上がりが得られない場合もあります。例えば塗装を行って、完全に乾燥しない内に雨に濡れてしまうと跡が残ってしまうこともあります。

しかし、溶剤塗料と同様強靭な膜を作るので色落ちなどは少なく、年々その品質は上がってきています。近年の大気汚染をめぐるの世界の対応により、これまで溶剤塗料に代わる塗料として水系塗装が大きく飛躍しており、そのコストも落ち着きつつあります。

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