溶剤洗浄|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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溶剤洗浄

 溶剤洗浄とは、有機溶剤の溶解力を利用して対象物の表面に付着した有機性の汚れやその他付着物の洗浄を行うことです。石油系の溶剤を主成分とした薬剤を使用して洗浄しますが、洗浄効果を高めるために超音波やスプレーなどの物理的な洗浄効果と合わせて洗浄を行う場合もあります。

 溶剤洗浄とアルカリ洗浄を比較した場合、溶剤洗浄には次のような特徴があります。○有機性の汚れに対して洗浄性が高い。○短時間で洗浄効果が現れます。○洗浄装置が小さいため設置面積が小さくなります。○大量な洗浄処理に適しています。○有機溶剤を使用するため、安全性と作業環境に対して留意する必要があります。

 溶剤洗浄では、一般的に洗浄された有機性の汚れは洗浄剤中に分散して蓄積していきます。そのため、高度な洗浄面を要求する場合は溶剤洗浄は予備洗浄工程として使用される場合があります。また、洗浄剤への汚れの蓄積が進んで十分な洗浄面が得られなくなった場合は、洗浄剤の入れ替えが必要になってきます。