耐屈曲性|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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耐屈曲性

耐屈曲性とは、表面に施された乾燥塗膜が、素地が変形したときに、損傷すること無く追従する性能の事を言います。

屈曲試験が行われるのは、塗装後に素地が変形する事が十分に考えられる場合に使用される塗料はもちろん、素地の変形がほとんど無いと考えられるものに塗装する防食塗料でも、塗膜の付着性や柔軟性を確認する目的で試験されています。JIS規格に定められている油性系さび止め塗料や中塗り・上塗り塗料の他にも、下塗り塗料に対しても屈曲性試験を規定している団体の規格も存在しています。

JISに規定されている試験内容は、塗料が塗布された試験板を、塗料を外側、素地の面を内側にして、丸棒(マンドレル)の周りに沿って折り曲げます。素地の板厚が厚くなるほど、丸棒の直径が小さくなるほど、塗膜にかかる伸び率と、外面内面における伸び率の不均等性は大きくなっていきます。

結果測定は目視によって評価して、塗膜に割れや剥がれが見られなければ、曲げに耐えたものとなります。