加工油|表面を科学する【株式会社ケミコート】

加工油

加工油とは、金属の加工処理などを行う際に用いられる潤滑剤のことを言います。

この油を用いて金属の加工処理を行うことによって、金属を加工するために使用される工具と表面処理を行う金属との間に発生する摩擦を減らすことで、加工に必要な力を減らし、より容易な成形が行われるようにすると同時に、工具側にかかる負担も軽減することで、工具の焼き付きや消耗を抑え、工具の寿命も延長することができるという利点があります。また、加工油を用いて金属の表面処理を行うことによって、製品の防食性や防錆性などを上昇させることもできます。

このような加工油には、様々な種類のものがあります。こういった様々な種類の加工油は、それぞれの用途や処理方法などに合わせて、その用途に適したものが用いられます。金属の表面処理が完了した後に乾燥して油自体が消滅するので最終的に油そのものが金属の表面に残らないというものもあれば、潤滑油として用いるのに適している加工油もあります。

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