耐衝撃性|表面を科学する【株式会社ケミコート】

耐衝撃性

耐衝撃性とは、外部から加えられる瞬間的な大きな力に対して、どの程度耐えられるかという要素です。金属表面処理において、耐衝撃性は対策しなければならない要素の一つです。金属への表面処理としてメッキや塗装などを行う場合、表面のコーティング層が外からの衝撃により破壊される可能性があります。

金属表面処理の手段の中でも、金属系やセラミック系のコーティングは、耐衝撃性が比較的低いという特徴を持っています。そのため、金属の表面に強い衝撃が加えられることがあらかじめ想定される場合には、耐衝撃性に優れた金属表面処理を採用する必要があります。

例えばウレタン素材やゴム素材など、弾性に優れた素材による金属表面へのコーティングでは、耐衝撃性の問題の解決が可能です。ただし、耐摩耗性の高いコーティング素材を用いた金属表面処理では、他の耐久性の要素が低下することも考えられます。総合的な判断からどのような表面処理をすべきかの考慮が必要です。

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