中性|表面を科学する【株式会社ケミコート】

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中性

中性とは溶液の酸塩基性に関する性質で、酸性でもアルカリ性でもない状態です。

水溶液には塩基性と酸性があります。それを決めるのは溶液中に含まれている水素イオンの濃度が関係しています。水素イオンが多く入っていれば酸性になりますし、水酸化物イオンが多く含まれていれば塩基性になります。

実際に1887年にスウェーデンの科学者であるアレニウスは酸とは水溶液に溶かした時に水素イオンを発生させる水素化合物である事を定義しています。また、塩基にはヒドロキシル基を持っていて、水溶液中で水酸化物イオンを発生させる物質のことであると定義されています。

これに対して1923年にスウェーデンの科学者であるブレンステッドは別の定義を作りました。それは水素イオンを相手に与えるものを酸、受け取るものを塩基であると定義したのです。

このように酸と塩基の分類方法はいくつかありますが、酸と塩基を混合すると水素イオンと水酸化物イオンが反応して水が生成します。溶液中の水素イオンと水酸化物イオンの数が等しくなった時には、水溶液は酸性でもなく塩基性でもない中性になります。